ゴルフのスイングを覚えるのにプロの動画や連続写真などを見てそれを参考にして練習されている方は多いのではないでしょうか?
でも、あまり細かく分析すると考えることが多くなりすぎて動けなくなります。
テークバックはクラブヘッドを真っすぐ引いて
バックスイングはオンプレーンに
トップの位置でフェースが45度に向くようにして
ダウンスイングは下半身リードスタートし
インパクトでは頭を球の後ろに残して
フォロースルーではグリップをローテーションさせて
フィニッシュは左脚で立つ
というように部分的なところを意識して練習しているゴルファーが多いように思います。
・アドレス
・テークバック
・バックスイング
・トップオブスイング
・ダウンスイング
・インパクト
・フォロースルー
・フィニッシュ
上記のようにスイング用語がありますが、一つ一つを部分的に覚えようと練習すると意識することが多くなり体はスムーズに動けなくなります。
ゴルフスイングの基本は アドレスで両足の土踏まずでしっかり大地を踏みしめ 姿勢を安定させた状態から 右軸(右重心)で腕を振り上げ、左軸(左重心)で腕を振りぬくことが重要です。
歩くのと同じです。
歩く時も軸(重心)を右、左に移動させながら腕を振ります。
歩く姿勢は人それぞれで腕を真っすぐ振る人もいれば 腕を斜めに振る人もいます。
前に出した脚に軸(重心)を乗せ、後ろの脚を引っ張るよう歩く人もいれば 後ろ脚の(軸)重心を押し込むよう前の脚に乗せる人もいます。
歩く時に軸移動を意識して歩く人はあまりいないと思います。 自然に歩くと思います。
ゴルフのスイングの形も人それぞれになります。
そして意識しなくても自然に軸移動しながらクラブを振るドリルを紹介します。
《軸移動のドリル》
(1)アドレスで土踏まずを踏みます。
土踏まずが分かりにくかったら、 アドレスで母指球を踏み、次にかかとを踏み、を繰り返し体を前後に揺らします。
(2)母指球とかかとの真ん中にある土踏まずを踏んで体を止めます。
(3)次にフォロースルーの形をとり左軸にします 。
そこから右に軸を移動させながら バックスイングして振り抜く素振りをしましょう。
軸を移動しながら腕を振る ゴルフスイングの基本が自然と覚えられます。
部分的なことを考えてスイングするのではなく、全部繋げて一気にスイングするのが大事です。
そして実際に球を打つ時は アドレスからフォロースルーを出したイメージを 持ってからテークバックすると 自然と軸移動しながらスイングできます。
色々考えてわからなくなっている方、ぜひこのドリルを試してみてください。