「練習場では上手く打てるのにコースに出ると練習場のように打てない」
「どうして・・・」
というゴルファーは多いのではないでしょうか?
練習場では平地から人口マットの上の球を打っています。
コースとは状況が違いますよね。
・コースでは傾斜がある
・コースではラフがある
・目標に正しく向くのが難しい
・メンタル面が違う
これを克服する練習が大事です。
傾斜やラフの練習は練習場ではできませんが
目標に正しく向く方法、メンタル面を鍛える方法は普段からできます。
今回はコースで上手く行くための練習方法についてお伝えしたいと思います。
〈練習方法〉
1,目標を決めて打つ
練習場で人口マットの方向(平行)にばかり球を打っている方は、マットの向いていない方向に目標を決めて練習すると良いです。
目標を決めて球の近くにスパット(目印)を決めます。
そこにフェースを合わせてから足の位置、球の位置を決めます。
コースで目標に正しく向けないゴルファーの多くは、体の向きを決めてからフェースの向きを決めている方が多いです。
この方法ですと右に向きやすくなります。
まずフェースを目標に合わせてから、体の向きを決める手順を
徹底的に練習し狙った方向に球が行くように練習してみてください。
2,メンタルを鍛える
メンタル面を鍛えるにはどうすればいいか?
ゴルフ場では池があり、谷があり、バンカー、OB
練習場では意識しないものがあり、プレッシャーの中でプレーをしなければなりません。
それを克服する練習が必要です。
皆さんはラウンド中にセルフトークの中で否定形を使っていませんか?
例えば、
「右の池に入れないようにしよう」
「グリーン手前のバンカーだけには入れないようにしよう」
「左のOB には打たないようにしよう」など
「〇〇しないように」と否定形でセルフトークしていませんか?
脳は「否定形で物事を考えるとそれをより意識してしまい、否定形で考えた行動をとってしまう」という特性があります。
目標を明確にしてそこに集中して打てるようにセルフトークするのが大事です。
例えば、
「右の池に入れないようにしよう」ではなく
「フェアウエイの左を狙って打とう」
「グリーン手前のバンカーだけには入れないようにしよう」ではなく
「グリーンの真ん中へ打とう」
「左のOB には打たないようにしよう」ではなく
「フェアウエイの右を狙って打とう」
常にどうしたいのかを、セルフトークしてラウンドするように心がけるとプレッシャーに強くなります。