今回は100切りを目指している方にとって大事なお話です。
ほとんどのアプローチがピンから2メートルぐらいのところに止められれば、スコアはもっと良くなりますよね。
2メートルのパットを外しても2パット。
1パットで入れば、3オン1パットでパー。
外して2パットでも、3オン2パットでボギー。
計算すると1回もパーオンできなくても、100が切れることになります。
100切りを考えるとアプローチが最も重要なことがわかりますね。
〈キャリーとランは人によって違う〉
基準になるのが
サンドウェッジ(56度前後) 1:1
アプローチウェッジ(50度前後) 1:1.5
ピッチングウェッジ(44度前後) 1:2
あくまで基準であり、人によって、状況によっても違います。
人によって違う理由
・打ち方によって違う(ボールの位置等)
・使っているボールによって違う(止まるボールか、転がるボールか)
状況別によって違う理由
・傾斜によって違う(平らか、上りか、下りか)
・ライによって違う(順目か、逆目か)
・ラフの長さによって違う(長いか、短いか)
〈練習するのは落としどころ〉
練習場では実際のランはわかりません。
練習場では〈狙ったところに落とす練習〉をしましょう。
よく「45ヤードはいつも練習しているから得意」など、決まった距離は得意な方もいらっしゃいますが、大事なのは〈狙ったところに落とす感覚〉です。
これは反復練習で感覚をつかむしかありません。
もう一つ大事なのは、〈5ヤードから練習していく〉こと。
5ヤードを打つシチュエーションは意外と多いのですが、5ヤードの練習に時間をかけている方は少ないです。
飛ばすことと同じくらいに難しいのが短い距離を打つことです。
〈5ヤードから5ヤード刻みに〉そして(狙ったところに落とす〉練習をしましょう。
〈アプローチ練習場があるコースは計測のチャンスです〉
アプローチ練習場が併設されているゴルフ場もあります。
ご自身のキャリーとランの比率を測るチャンスです。
ラウンド当日、少し早めに行って練習しながら計ってみるのがおすすめです。