「練習するときに何か注意していますか?」
とお尋ねすると
「バックスイングで左肘を曲げないようにしています」
「スエイ(横揺れ)しないようにしています」
「ヘッドアップしないようにしています」
と、いろいろ注意して練習しているゴルファーが多いようです。
「それは自覚症状があるのですか?」
とお尋ねすると
自分では、ちゃんとやっているつもりだけど
「他の人から言われた」
「ビデオで見たら変な感じだった」
という方も多いです。
ビデオやスイング解析器具など性能が良くなりアマチュアの方でも、これは良くない動き(スイング)と分かる方もいらっしゃると思います。
《矯正方法》
練習中に
「左肘を曲げないように」「スエイしないように」「頭上げないように」
「意識して(注意して)練習しています。」
という方が多いですが、あなたはいかがでしょうか?
自分では自覚症状がなく、どうなっているのか分からないのに、その動きを意識して矯正するのは難しいですよね。
悪い所を矯正する練習は無理があります。
無理にその悪い所だけ矯正すると、体に負担が掛かり過ぎて怪我をしたり、不自然な動きなので、常にその動きを意識しなくてはいけません。
コースなどではスイングの事が気になりコース戦略に集中できずにスコアも悪くなったりします。
では、どうすればいいのか?
悪い動きの原因を矯正する必要があります。
悪い所と矯正する場所は別です!
悪い動きの原因はその動きの前にあります。
まずは最初に戻ってチェックしてみてください。
最初はアドレスです。
無駄な力を入れずに安定したアドレス(姿勢)を作る!が大事です。
安定したアドレスを作る
まずは直立して下さい。
・足の幅を2~3㎝ほどにして立ち頭を水平にする。
・次は土踏まずに体重を乗せるように立つ。
(土踏まずがわかりにくかったら、つま先体重~カカト体重と体を揺らして真ん中に止めるようにすると良いです)
・腕は肩からだらりと垂らす。
次にアドレスしましょう。
・土踏まずに体重をのせる
・前傾して腕をだらりと垂らしグリップする
これで無駄な力を入れずに安定したアドレスができました。
あとは練習を繰り返し行うとリズムが良くなり、ショットの精度も上がります。
スイング中に余計なことを考えないで良いので、コースでも目標に集中でき、スコアも良くなります!