バンカーの出入りを一筆書きで均した後、そのバンカーレーキをどこに置くか。
今日はそのお話をさせていただきます。
レーキの置き方次第で、後続のプレーヤーの邪魔をしている可能性がありますので、注意が必要です。
バンカーレーキの置き場所は2種類。
バンカーの中にレーキを置く内置き式
バンカーの外にレーキを置く外置き式。
どちらに置けばよいか。
これはゴルフ場によって決まりがありますので、キャディ―マスターやキャディさんに確認しておくといいです。
そして置き場所は、邪魔にならない場所でなければいけません。
×《内置き式/邪魔になる場所の例》
①はバンカー手前から入って来たボールが
レーキに止められる可能性があります。
ここにボールが止まるとショットの際に後ろの土手が邪魔になり大変難しいショットになります。
②はバンカーを超えたと思ったボールが
ショートしてグリーン側からバンカーに入った場合レーキに止められる可能性があります。
ここにボールが止まると高い土手越えのショットになりこれも大変難しいショットになります。
×《外置き式/邪魔になる場所の例》
①は花道にレーキが置いてあり手前から飛んできた(転がってきた)ボールの邪魔になります。
②は後ろから打ったボールがバンカーを超えたと思ったらバンカーレーキに当たりバンカーに入ってしまう。ということも予想されます。
ではどうすればいいのでしょうか。
〇《内置き式/良い場所の例》
土手の近くにレーキを置かなければ大体大丈夫です。
もしもボールがバンカー内のバンカーレーキに当たって止まってもレーキを取り除いて無罰で打つことができます。
置くときには、レーキの3分の2がバンカーに入っていて、手元の3分の1がバンカーの外に出ていると、後続の方が使用する際に取りやすくて良いでしょう。
〇《外置き式/良い場所の例》
基本的にはバンカーレーキを縦に置きましょう
そして土手の低い所に置きましょう
(バンカーの出入りは土手の低い所)
向きは手元をティーグランド方向に置くと、ボールの当たる面積が少なくなり、後続の方がよりプレーがしやすいです。
2019年からゴルフのルールが大幅に変わりましたが、エチケットは同じです。
一人一人のちょっとした気配りで良いコースになったり悪いコースになったりします。
「今日はバンカーレーキのせいで、ひどい目にあった」
自分たちも後続組の方々も、そんな思いをしないように気配りしたいものですね。