「球が飛ばなくなった・・・」
「前はここまで飛んだのに・・・」
最近スクールの生徒さんからこんな声をよく聞きます。
そうなのです。
冬場は球が飛ばなくなるのです!
理由は様々なのですが
1・気温
気温が低くなると空気の密度が高くなります。
空中に飛んでいる球の空気抵抗が大きくなり球が飛ばなくなります。
2・厚着
冬は、寒さ対策として厚着をします。
その結果体の動きが鈍くなりヘッドスピードが落ちて球が飛ばなくなります。
3・体が冷える
気温が低くなると体(筋肉)が冷えます。
その結果体の動きが鈍くなりヘッドスピードが落ちて球が飛ばなくなります。
4・ボールが冷える
ボールが冷えると硬くなりそのボール本来の性能を引き出せないことがあります。
対策としましては
1・気温
10ヤード~15ヤード夏場に比べてボールが飛ばなくなるので、
クラブ選択に注意が必要です。
夏場に比べたら1クラブ~2クラブ番手を上げて目標を狙うのが大事です。
2・厚着
厚着をすると体が動かしにくいのと同時にボールを体の間隔が離れる可能性があります。
腕は肩から垂直にだらりと垂らした状態でもっとも力を発揮します。
それが厚着をすることで腕が体から離れてしまうこともあります。
使い捨てカイロ(カラダに貼り付けるタイプ)などや、薄着でも暖かい素材のゴルフウェアを身につけると良いです。
3・体が冷える
ゴルフは他のスポーツに比べるとあまりハードに動きません。
カートに乗りながらプレーしていると体は冷えやすくなります。
体は動かしていると温まりますので、ゴルフカートはできるだけ乗らないでプレーすると良いです。
4・ボールが冷える
ボールはインパクトで適度に潰れるとそのボール本来の性能を発揮します。
そのためヘッドスピードに合わせて様々なボールがあります。
ヘッドスピードの速い男性プレイヤーがレディース用のボールを使うとインパクトでボールが潰れすぎます。
又、レディースゴルファーが男子プロが使うような硬いボールを使うとインパクトでボールが適度に潰れなかったりします。
どちらもボール本来の性能が発揮されずに飛距離が落ちます。
冬場はソフトなボールを使うとよいです。
ボールの箱などに適応ヘッドスピードが記載されていますので、自分のヘッドスピードよりも少ない数値のボールを選択するとよいです。
【まとめ】
冬場はおもに以上の理由からボールが飛ばなくなります。
それに合わせたクラブ選択やゴルフウェア、ボール選びなどが大切です。
ゴルフは自然の中でのスポーツですので、様々な状況があります。
それに対応してプレーするのも楽しさの一つではないでしょうか。