ゴルフを始めてある程度のレベルになると目標となるのは「100切り」ではないでしょうか。
あなたはいかがですか。
「練習場ではそこそこ打てるのに」
「コースに出るとスコアがまとまらない」
という方が多いのではないでしょうか。
コースではスコアをまとめるための戦略(コースマネージメント)が大事です。
そこで今回はコースマネージメントについてお伝えしたいと思います。
100を切るには
18ホールでボギー9ホール、ダブルボギー9ホールでトータル99になります。
ボギーならOK、ダブルボギーならまずまずという考えでコースマネージメントを組み立てていくと良いです。
実際には18ホール周るとパーやバーディーがとれることもあります。
逆にトリプルボギーが出ることもありますがそこは±0ですよね。
コースマネージメントの基本
・コースレイアウトを把握する
・自分の技量を把握する
・どこに打つかを考える(目的)
1・コースレイアウトを把握する
ボギーを目指してコースを周るのが基本になります。
パー3では2オン2パット
パー4では3オン2パット
パー5では4オン2パット
このようにいくつでグリーンにオンさせるかを考えて回りましょう。
その為にはコースレイアウトをしっかり把握しておくのが大事です。
最近ではカートにGPSナビを搭載したモニターが設置してあるゴルフ場が多いので、それを参考にするとよいです。
モニターが無い場合は、事前にゴルフ場のHPなどでコースレイアウトを調べておくと良いです。
2・ホール別のコースマネージメント
(1)パー3でのティーショット
危険な場所を避けて狙います。
危険な場所とは、〈ここに球が行ったら次は寄せられない〉というところです。
深いバンカーやグリーンの奥などです。
例えばグリーンの左手前に深いバンカーがあったら、グリーンの右サイドを狙います。
そして狙ったところに意識を集中してショットするのが大事です。
打つ時に「左手前のバンカーには絶対入れないように」
などとセルフトークしてショットをするのはNGです。
どこに打ってはいけないではなく、どこに打つかを考えてショットしましょう。
思ったより球が左に飛んでしまったらナイスオンになります。
逆に思ったより球が右に飛んでも次はグリーンに乗せることができます。
(2)パー4でのティーショット
右にOBがあったらフェアウェイの左もしくは左のラフを狙いましょう。
球が思ったよりも右に飛んでしまってもOBまでは行かないでしょう。
逆に左に飛んでしまってトラブルになったら次のショットは無理をせず、確実に球をフェアウエイに戻します。
ダブルボギーがとれるように切り替えていきましょう。
グリーンを狙うショットは
パー3のティーショットと同じ考えでOKです。
危険な場所を避けて狙いましょう。
(3)パー5でのティーショット
パー4でのティーショットと同じ考えでOKです。
安全なサイドを狙いましょう。
4オンを目指して無理をしないのが大事です。
500ヤードのパー5
125ヤードを4回打てば届きます。
ティーショットが飛ばなくても大丈夫です。
無理をして次のショットで取り返そうとするとまたミスショットが出て、大叩きになってしまいます。
自分の技量を考え確率の悪いことはしないようにしましょう。
グリーンを狙うショットはパー3の時と同じでOKです。
(4)グリーン周りのアプロ―チ
花道などでは7番アイアンなどで転がして寄せるのが良いです。
ミスしてもグリーンに乗るでしょう。
7番アイアンが使えないような場所はPWなどでピッチエンドランが良いでしょう。
SWなどは球を上げなければいけない場所のみとした方が良いでしょう。
SWはトップなどのミスショットをするとグリーンをオーバーしてグリーンの奥からの難しいアプローチが残ってしまいます。
このように
・コースレイアウトを把握し
・自分の技量を考え(無理なことをしない)
・どこに打つかのみを考えショットする(集中)
以上が、コースマネージメントの基本となります。