練習場で自分のスイングをカメラで撮って
その映像(自分のスイング)を分析して練習しているゴルファーをよく見かけます。
あなたはいかがですか?
「バックスイングで左腕が曲がっている」
「インパクトでカラダが伸びている」
「フォロースルーで左肘が曲がっている」など
すぐにわかりますよね。
ではどのように矯正しますか?
「バックスイングで左腕を伸ばすようにする」
「インパクトでカラダが伸びないようにする」
「フォロースルーで左肘を伸ばすようにする」でしょうか?
このようにして一生懸命練習しているゴルファーが多い方思いますが、これはNGです!
フォロースルーで左肘が曲がっている(引けている)のは、その部分が悪いのではなく
他に原因がある場合がほとんどです。
そこだけ無理に矯正しようとしても余計に球が当たらなくなり
そのまま練習を続けていると怪我をしたりします。
ではどうすれば良いのか。
「できないこと」と「できない理由」と「改善するポイント」
の3つが違うのです!
「スライスする」「左肘が引けるからだ」「左肘を伸ばそう」ではないのです!
改善するポイントは、ほとんどの場合セッティングです!
セッティングとは「アドレス」「アドレスに入るまでの動作」
打つ前のことです。
「スライスする」「左肘が引けるからだ」「セッティングを改善しよう」が正しいのです!
セッティングの大事な点はいろいろありますが
まずは姿勢を安定させましょう!
姿勢を安定させるのに最初にやるべきことは「立つ」ことです。
そこで今回は、ちゃんと立てているかをチェックしてみてください。
ゴルフは立って行うスポーツなので
ちゃんと立てているかが大事です。
ふらふらしている状態では上手く打てませんよね。
それではチェック方法です。
①足の幅を狭くして立つ(2㎝くらいの足幅)
②膝を伸ばして立つ
③骨盤を垂直に立てる
④肩甲骨を垂直に立てる
⑤頭を水平にして土踏まずの上に乗せる
⑥土踏まずに体重を乗せる
①~⑥をイメージして立つとちゃんと立てます!
ふらふらしないで姿勢が安定した状態です。
「土踏まずに体重を乗せる」が難しい方は、ちゃんと立った姿勢で体重をつま先に乗せたりカカトに乗せたりと、体を揺らしてみてください。
つま先体重でもなく、カカト体重でもない、(つま先とカカトの間)所が土踏まずです。
アドレスするときに土踏まずに体重が乗るようにセットしてみてください。
《まとめ》
・改善するポイントは打つ前がほとんどです
・ちゃんと立ち姿勢を安定させる
・土踏まずに体重が乗るようにアドレスをする
ふらふらした姿勢からアドレスをするのと、
安定した姿勢からアドレスするのとどちらが良いのか
言うまでもないですよね