練習場で漠然とボールを打っているだけでは、ラウンドでのスコアアップは望めません。
多く見受けられるのが、同じクラブで同じ方向に向かって打数だけをこなしている方がいらっしゃいます。
たくさんボールを打つことでリズムが良くなり、良いショットが打ててもコースでは1回のショットしかできず、方向取りもままならない状態になってしまいます。
また練習場は打ちやすくなるようになっています。
マットはクラブヘッドが滑りやすく、方向も出しやすいように足元は平らでマットに線が引いてある場合もあります。
また、左右がネットなので大きく曲げても気にならないように、作ってあります。
しかし、コースは打ちにくくなるようにできています。
方向を示す線はなく足元は不安定な状態になっています。
また、池、OB杭、谷などわざと気になるようにできています。
このコースと練習場ギャップを埋めない限りスコアアップは望めません。
そうならない為の練習をご紹介します。
①自分のルーティーンを確立しましょう
例えば、ワッグルなどして目標意識を持つようにしましょう。
また、目標の後ろからターゲットを確認してからアドレスに入るようにしましょう。
②目標意識を持ちましょう(ターゲットを決めてから打つ)
練習場の奥の柱とか、
50Y、100Y、150Yのグリーンのターゲットを決めてショットしましょう。
これによりアドレスの向き、ボール位置などのチェックが必要になります。
また同じターゲットに何発も打たずに1~2球で方向を変えて練習しましょう。
③自分のよくラウンドするコースを想定して練習しましょう
例えば、
「何々コースの何番ホール、ティーショットは左がOBなので絶対に左に引っ掛けない」
とか、
「2打目は右のバンカーに入れたくないのでスライスボールを打たない」
などの目的を持った練習が有効です。
④傾斜地をイメージした練習をしましょう
マットから右足をはずしてアドレスすると左足上がり、マットから左足をはずしてアドレスすると左足下がりなどの練習が良いです。
⑤練習の最後にパッティング練習をしましょう
練習場の床の上、自宅のジュータンなどで5分程度でよいので練習しましょう。
このような練習はほんの一部の内容ですが参考にしてみてください。
練習の為の練習にならずコースの為の練習をしましょう。